コラーゲンは細胞の足場

コラーゲンという言葉をよく見たり聞いたりしますが、「コラーゲン?」って、いったい何?コラーゲンの構造からその疑問に役立てればと思います。また、コラーゲンの血管への効果も参考にして頂ければ幸いです。

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コラーゲンの人工血管

コラーゲンの人工血管は研究段階

まだほとんど研究段階であるコラーゲンを利用した人工血管ですが、将来に向けて活発に研究が進んでいます。体の各部に送る動脈は、心臓からの血液を直接受けとるために物理的な強度が必要です。再生コラーゲン線維を使い、動脈として物理的に必要な強度をもつ血管をつくることは、まだまだです。現在使用されている動脈用の人工血管は、合成高分子がほとんどです。一方、静脈の方は動脈のような強度はいらないので、再生コラーゲン線維でつくれる可能性があります。実際に、研究が行われています。しかし、コラーゲンを用いて作った人工血管で血液凝固がおこっては大変です。そのような事がないように、コラーゲンをおおい、血液凝固をおこさないようにする方法が開発されています。

コラーゲンの血液凝固をどうしたら防げるか

人工血管は、いかにしてコラーゲンの血液凝固を防ぐかということが問題です。けがをした時、血液が凝固することが大前提ですが、血管の中を流れている血液がコラーゲンによってかたまってしまうと困ります。体の血管の内側は内膜でおおわれていて、血液が血管の壁のコラーゲンと接触して凝固するのを防いでいます。血液が血管の壁のコラーゲンと接触して凝固するのを、血管の内側の内膜で防いでいます。そこで、人工静脈を細胞とコラーゲンから構築しようと研究されています。また、ヘパリンという強い血液凝固阻止作用をもつ物質を、血管壁のコラーゲンに結合させる方法も考え出されています。この方法で、今までつくれなかった細い人工血管をつくることができる可能性があるようです。